北海道新聞 ■北海道新聞 平成12年2月13日

仏壇飾る打敷修復やります〜京都の工房

 仏壇飾る打敷修復やります 仏壇を飾る絢爛(けんらん)光る打敷として寺院などで大切に受け継がれてきた打敷。古くなって色があせたり、刺しゅうがすり切れた打敷を修復する工房がある。

 この工房は、京都市伏見区にあり、法衣や袈裟(けさ)の丸洗いや補整、仕立てなどを専門とする「和光舎」(西谷謙二社長)が1998年末に開いた。西谷社長が、取引先の寺院の住職から古くなって使えなくなった打敷の話を聞き、集復業の必要性を思い立った。

 現在、刺しゅう職人から8人の技術者の手で、修復を行なっている。生地の傷み、しみ、虫食いなどの”症状”に対し、刺しゅうの補整、生地の交換などの技術を駆使する。年間約40件の注文があり、中には200年、300年以上も前に作られた貴重な逸品もあった。

 西谷社長は「打敷は一寸の宝。捨てるにはしのびない手のこんだ豪華な刺しゅうのものもある」と言い、「北海道は北陸地方とのつながりがすばらしい打敷が眠って可能性が高い」と修復を呼び北陸地方のつながりが深く、すばらしい打敷が眠っている可能性が高い」と修理を呼びかけている

 修復は1万円代から受けるが痛みの具合や刺しゅうの違いなどで価格は変わってくる。修復代や方法については一点ずつ見積もり書を送る。

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