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幻想的に描かれた美術工芸壁掛 二河白道

「その道を行け 死の難なからん」 「汝 正念にしてその道を来たれ  我 よく汝を譲りて 誓って水火の二河には落とすまじ」
善導大師が『観経疏』で説き、『選択集』において法然上人にも用いられた「二河白道」の譬え。

猛火の燃えさかる南の川。波浪逆巻く北の川。その二河の間に通るひとすじの細い道。阿弥陀様の声に導かれ、意を決し西岸を目指し細い白道を渡る旅人……。

二河白道のタペストリーは1997年10月に(株)川島織物に製作を依頼し企画・販売したものです。
この専修念仏者の宗教的決断を象徴する譬喩を美術織物の最大手(株)川島織物の協力により、世界に誇る伝統ある西陣織の技を用い、美術工芸壁掛として表現いたしました。絵画とは異なり、糸や布の持つ暖かさや織物が持つ独自の風合いにより、空間に潤いと安らぎを醸し出してくれます。

サイズ
2m04cm×1m16cm
特徴
この壁掛けは美術織物のトップ企業・川島織物の全面協力を得て制作されています。
型紙を使わずコンピューター操作で色糸を織り上げていくのが最大の特徴で高画質写真などのように、すべての色が極小の点を集めて表現されるため、表われる色はまさに無限となります。表面も色糸を重ね合わせて、凹凸がつけられるのでレリーフのような半立体となり、従来の織物にはない表情豊かな作品になります。この特殊な技術は川島織物が開発したもので、歌舞伎や能といった伝統芸能の看板役者が着用する一点物の舞台衣装制作に用いられています。

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